2016年2月12日金曜日
コーヒー焙煎講座、「カリタ ナナハン焙煎塾」に参加した件
少し前から嵌っているコーヒーの自家焙煎。生豆を買って自宅で中華鍋を振りつつ、自分なりの正解を求め続けるも、すべてが手作業であることから、常に安定した焙煎具合になることはないだろうなと感じている。それが一番の面白さでもあるんだけども。
そもそも焙煎に関する知識が全く無いので、はじめから終わりまで何がベストな状態というのがどういうものなのか知りたいな、、、と考えながらネットを見てたら、コーヒー器具メーカーのカリタが自社製品の焙煎機を使ったナナハン焙煎塾なるものを開催していることを発見。
セミナー内容を見てみると、、、(カリタのホームページから引用)
『ナナハン焙煎機』を実際に使用して焙煎技術を基礎から学びます。
(1)焙煎の基礎・焙煎方法
(2)焙煎機の特徴・使用方法
(3)焙煎実技・実習
(4)焙煎した豆の抽出実習・味の確認
とのこと。
個人の趣味の延長で75万円からする焙煎機を買うのはちょっと無理だけど、豆や焙煎に関する知識を得られる4~5時間の講座を5400円で受けれるの(しかもイージーカットミルと焙煎後のコーヒー持ち帰りも含めて)であれば非常にリーズナブルだと思い即応募。
少人数で開かれる講座で、応募から口座料振り込み完了後の受講受付完了まで1週間程度。
受講者は自身を含めて3名で、先日開催されたものに参加してきた。
京急子安から徒歩5分のカリタ本社。
当日使用した小型焙煎機、半熱風式ナナハン焙煎機。これで1度に最大900gの豆を焙煎できる(仕様上1kgに対応しているけど粒の大きい豆を1kgやると焙煎品質に偏りがでるので、900gと謳っているそうな)。ちなみに「ナナハン」には2つ意味があって、75万円というのと、900gの生豆を煎った後に計量するとだいたい750g程度になるからとか(でしたっけ、、、?)
歴代のハンドミルやドリッパー、コーヒーポットなど。
浄水施設。やはりというかさすがというか、浄水もこだわり始めると大掛かりになるんだろうなぁ、、、。
今回は使用しなかったけど、もう一つのナナハン焙煎機。こっちは直火式。豆を入れるドラムの形状が半熱風式とは異なり、直接豆に火を入れられる仕様。講師の方が「半熱風式はおとなしく、直火式はマニュアル車のような感覚」と説明。より手がかかるけど多彩な焙煎が出来るということ、、、なのかな。
実際自分が焙煎させてもらった時は分刻みで確認することがたくさんあったので写真を撮る余裕が無い。これは他の受講者が焙煎している時の写真。
焙煎直後の豆。少し深めに焙煎したので、豆の投入からだいたい14分位。
中華鍋と比べたらダメだけど、、、ほんとに綺麗なムラの無い焼きっぷり。ちょっと感動。
ドラムから流れでた豆がストアされるザル。チャフを吸い込むブロアー(バキュームか?)からこのザルで空気を吸い込んで豆を冷却する。500gの豆だと大体5分ほどで袋に入れられるほど冷えてた。
他の受講者の方の豆。浅煎りが希望らしく、12分ほど(だっけかな)で、この煎り具合。美しい。
カリタの最新ミル「ネクストG」だそうです。ナイスカットミルの後継モデルで、セラミック刃のグラインダー。あと静電気を抑えることで、豆の飛散やこびりつきを抑えているそうな。静電気でくっつくコーヒー豆のカス、うざいからそういうのは助かるなぁ。
メモリも見ずに適当に挽いてしまった(笑)。でも、いい感じ。
焙煎が終わった豆を持ち寄ってハンドドリップで試飲。「いつもやっている感じで淹れてみてください」と言われたが、「コーヒーメーカーです」と最後まで言えなかった(笑)
いや、もうなんというか、、、おいしいの一言。深めの焙煎なので、もう少し豆が少なくても良かったかもしれないけど、パンチの効いた味。変な酸味や焦げ臭さもない。すげぇな、75万円!
コーヒーを焙煎するにあたって重要な事を質問して、今後の自家焙煎に役立つ情報がたっぷりもらえた。その辺りの情報を踏まえて家でもちょいちょい覚えたことをはさみながら引き続き焙煎してみようと思う。
おまけ
30人前のビアレッティ(笑)
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