答えは中華鍋にありました(笑)
最初の2回は超重量級のスキレットを使ってたんだけど、なべ底が浅い+重たいので豆の攪拌が難しく、著しく煎りムラが出てしまう。
失敗したものだけど、備忘録なので載せておこう。家の中でやるとチャフが飛び散るので、天気の良いお昼に庭先でカセットコンロを使って焙煎開始。
豆は1回目同様、ネットに入れて優しく洗ってみた。
5分経過。水気が飛んでかすかに色付き始める。
15分経過。1ハゼ(豆がパチパチ言う)が起こり始めた。通常だとこの時間帯で2ハゼが起こるんだけど、そんなそぶりは無い。
20分経過。あまり変わってない、、、。
25分経過。おかしいぞ?と気付いた時には既にコンロの火が消えてました(笑)。冷たい風が拭いてる中での作業で、コンロの火が消えてしまっていたらしい。危ない危ない。
30分経過。スキレットが冷たい風で冷やされてしまったので、再度温めなおしている模様。
40分経過。2ハゼが徐々に始まったけど、このあたりから風が強くなって、カセットコンロが使えなくなったので、敢え無く家の中に行き、仕上げはキッチンのコンロで。あまりの出来の悪さに写真を撮る意欲も失せ、このバッチの焙煎は大失敗に終わる。
一晩ほど寝かせて翌日挽いて飲んでみたけど、1回目同様、焦げ臭さと酸味が残る粗悪なコーヒーになってた。これを200gも飲むのが苦痛だった、、、。
この失敗を踏まえ、3回目以降はスキレットを使わず、中華鍋を使用してみた。
まずは豆の洗浄。優しく洗うとかもうどうでもいい(笑)。ボールに入れてジャブジャブ揉み洗い。水を張ると10粒ほどが水面に浮いてた。中身がスカスカの色白不良豆だったのでそいつは捨てる事に。
豆をある程度タオルで拭いて水気を少し飛ばしてから焙煎開始。
5分経過。コンロは強火で常に木べらと鍋振りで攪拌。最近のコンロはサーモスタットで過熱を制御するんだけど、「あぶり」というボタンを押すと強制的に強火に出来るので、火が弱くなったら「あぶり」ボタンで強制強火にする。それを何度か繰り返した。
10分経過。7分くらいで1ハゼが始まって、10分でもう2ハゼ。豆から白煙が出て表面がツヤっぽくなってきた。あまりやり過ぎると豆の油分が出過ぎて焦げ臭くなりすぎるとの事なので、11分くらいで焙煎終了。
ザルにあげて豆を1時間ほど冷ましてから普通のコーヒーメーカーでミル&ドリップして飲んでみた。
冒頭の「お!」というコーヒーがやっと出来ました。
比較的安定したコンロの火力と鍋振りが出来る中華鍋での作業だったので、煎りムラも少なく、自分好みの少し深い焙煎が出来た。もちろん鍋振りでチャフが飛び散るんだけど、うまく振れば被害は最小限に抑えられると思う。
真夜中の作業だったので家の中でやらざるを得なかったんだけど、今度はお昼に外でやってみよう。
後日、その中華鍋煎りコーヒーをスタンレー真空ポットコーヒーメーカーで飲んでみた。フレンチプレスなので豆の挽き方が重要だけど、とてもおいしいコーヒーが味わえました。まぁ、寒い屋外で飲むあったかい飲み物だから、なんでもおいしいかも知んないけどね(笑)
次は違う豆買ってやってみよ。
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