2015年12月14日月曜日

Chromecast Audioのマルチルームシンクロナイゼーション機能を試した件

12月10日にGoogleのChromeを主に取り扱うBlogにて、マルチルームシンクロナイゼーションとハイレゾ音源対応の一報が掲載されてた。


早速眠っていたもう一つのChromecast Audioを開封して設置準備に取り掛かる。


接続形態は上記のようにLP-2024AとSD-NX20にそれぞれアナログ接続でChromecast Audioを接続する。


SD-NX20には3.5mmピンジャックの入力が無いので3.5mmピンジャックからRCAケーブルに変換した状態でAUXに接続。S/PDIF(角型コネクタ)は既にテレビと接続してるので埋まっている。



今回設定で使ったのはiOS(iOS 9.1)で、Chromecast Appのバージョンは最新の1.13.6812。未設定だった新しいChromecast Audioを設定し、二つのChromecast Audioがそれぞれ使える状態に。


すると、上記のようにChromecast AudioがそれぞれAppに表示される。(West、EASTの表記が揃っていないのは気持ち悪いのですぐに修正)

さて、ここからが今回アップデートされた部分。マルチルームで使用するために、それぞれのChromecast Audioをグループ化する作業。


グループ化の前にTuneIn Radioでチェック。キャストをするのに、接続先を選ぶんだけど、Chromecast Audioが2つとChromecast 2.0が表示されている。もう一度Chromecast Appに戻って、Chromecast Audioの右上にあるオプションをクリックすると今まで無かった「グループを作成」という表示が。


「グループを作成」を選択すると以下のようにグループ名の設定とグループに包括するデバイスの設定が出来るようになる。とりあえずデフォルトのホームグループという名前で、2台のChromecast Audioをグループ化。


すると、Chromecast Appに今設定した「ホームグループ」が表示される。


TuneIn Radioで再度確認をすると、グループ設定をする前には無かった接続先に「ホームグループ」が現れた。


で、接続先をホームグループにして再生すると、、、、出ました、普通に(笑)
接続完了音がそれぞれのデバイスから流れて、両方のアンプから同じラジオストリーミングが流れた。

ホームグループのボリュームコントロール

ボリューム操作はChromecast Audio上でも可能。上記のように、ホームグループのスピーカーアイコンをクリックするとそれぞれのボリュームコントロールが出来るようになっている。キャストの開始、停止もホームグループを選択している状態であれば同時に2つのChromecast Audioのコントロールが可能という事に。

という事で、年末までに準備すると約束していたマルチルームシンクロナイゼーション機能も約束通り登場。加えてHi-Resオーディオにも対応するというアップデートをGoogleは提供してくれましたが、Hi-Resに関してはファイルを持っていないのと、試聴環境もそれほど良くないので、個人的にはあまり恩恵は無いかな、、、というのが状態。

しかし、まだ音楽ソースに関しては根本的な問題解決には至っていないので、引き続き色々と試してみよう、、、。


Información de Conexiónでは以下のエントリーも掲載しています

Chromecast Audioのマルチルームシンクロナイゼーション機能(未実装)

Chromecast Audioで使える音楽サービスを考える (TuneIn Radio編)


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