とはいえ、本体側の録画ボタンが動かなくなってしまったのが一番大きな問題(後に記述)だった。これがまともに動いていればもう少しマシな体験、設定が出来たはずなので、あくまで体験記としてのエントリー。
========= 本体編 =========
[熱問題]
撮影中、充電中、待機中(Wi-Fi接続時)、いずれにおいても通電している状況下での本体温度が如何せん熱すぎる。他に比べる機材を使ったことは無いけども、防水ケースに入れていても感じる熱さ。もちろんケースに入れてりゃ放熱出来ないからというのも理由としてはあるんだろうけど、ハダカで使ってても当然熱い。今回の旅行では基本的にカバンに入れて行動してたけど、ズボンのポケットとかには入れたくない温度であることは確か。
[録画ボタン]
なんとも押し込み具合が難しいボタン。固有なのかどうかもわからないけど、毎回力の入れ加減がわからない、アナログなボタン。本体のフタを開けると下の写真のように、外側の録画ボタンを押すと内ブタにある突起が連動して押し込まれ、本体内側にある小さな「本当の録画ボタン」を押す構造。
「本当の録画ボタン」と書いている部分を細い針金なんかで突くと問題無く動作した。機械的に壊れていたわけではなく、突起がうまく「本当の録画ボタン」を押し込めていなかったのが原因だったらしい。
と言っても、これには特に解決策があるわけではなく、フタを閉じた状態で同じような力加減でボタンを押していると、最初の2,3回は動くんだけど、一度動かなくなるとどういう力を入れて押してもボタンが効かなくなってしまう。その場合は、またフタを開けて、再度「本当の録画ボタン」を針金で突いて、また同じ所作を繰り返すことに。
2種類の防水ケースに入れても、本体だけの操作でも一緒。非常にアナログな問題なのではないかなと思う次第。録画ボタンが引っかかってしまって、元の位置に戻れてないような気がする。
とはいえ、アクションカメラというジャンルである以上、そうそう内ブタ開けて針金で突いてまた撮影なんてのはあまりにも無茶な回避策なので、これはこれで返品か交換を依頼してみたいと思う。
========= 防水ケース編 (MPK-AS3) =========
[平面レンズの曇り]
水中撮影ケースであるMPK-AS3はAS100V同梱の防水ケースであるSPK-AS2と違って、平面レンズが付いている。ので、防水深度(60m)に加えて水中でもピントが合うというのが売り。ただ、これは本体の熱問題に起因するところが大きいんだろうけど、撮影後にレンズの周りがくもっているという事が多々あった。
フォトショップで「こんな感じ」だったのを作ってみた。あくまで再現例。
平面レンズに「X」の刻みが入ってて、そこには多少空気が入る隙間があるっぽくて、そこは心なしかくもりが弱かったけど、水から上がると大体こんな感じになってた。レンズのど真ん中はくもることが無かったけど、もっと長時間撮ってたらどうなるんだろうか。そういう時のための曇り止めシートなんだろうな。今後の薄型シリカゲル収集がタスクに乗った。
[メニューボタン]
これも前のポストで書いたこと。水中撮影ケースは、その浸水深度耐性を高める為か、録画ボタン以外は一切外部からボタンが押せなくなる。たとえば水中で動画から写真に切り替えようと思っても、本体だけではそれは出来ない。LIVE-VIEW REMOTEであれば出来るんだろうけど、水中でのWi-Fi接続は一応できないという仕様。水上に出てケースから出して設定変更してケースに再度入れるという面倒な作業を濡れた手でやるのも現実的ではない。
普通のコンパクトデジカメのように、映像撮影ボタンと写真撮影ボタンの二つ用意してくれてるとよかったのになと感じた。
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