2012年9月30日日曜日

nasneとNexus 7 その7 (nasneからプロテクトされてないコンテンツのストリーミング編)

nasneとNexus 7の地デジコンテンツ検証(ってほどの事ではない)は出来ることがもう無いかなぁと昨日書いたんだけど、そういや試してないことがあったと気がつき、今日はその実験。

昨日はHWAの最適化が済んでないという憶測で個人的に完結したあと、「Twonky BeamがDTCP-IPでの符号化処理で躓いてるのかな?」と思い、プロテクトされてないストリームだとどういうパフォーマンスになるのか気になってきた。

とはいえ、地デジと同じプロファイルのTSで、かつプロテクトされてないものは手元に無い。結果は参考にならないかもしれないけど、前回Nexus 7のローカル再生パフォーマンステストで使った(nasneとNexus 7 その4参照)、Sanyo Xacti DMX-CS1とSony DSC-RX100のMP4ファイルにてテスト開始。

その前に、nasneに当該データを移動しなければ、、、と、いうことで、まずはデータ移動開始。
以下Windows 7での動作説明。

いろんな方法があるんでしょうが、とりあえずWindows Explorerからのデータ移動が楽チンなので、Windows Explorerでnasneを探す。

最初に"\\nasne"とWindows Explorerで打ち込んでも「そんなデバイス無いよ」というメッセージが出た。ということは、nasneには他の名前が割り当てられているということか、、、となり、nasneのファイルサーバー名を調べることに。

マップ(ドライブの割り当て)をしてないので、「コンピュータ」上にはnasneのドライブは見えない。「ネットワーク」をみてみると、共有設定が正しく施されていると「メディア機器」欄に「nasne」が表示される。

ただし、これはあくまでWindows Media Playerで再生をするときに読み込む機器として取り扱われるので、ダブルクリックしたとしてもWindows Media Playerが立ち上がってしまう。

この「メディア機器」欄の「nasne」を右クリックして、プロパティを表示する。




うちのネットワークでは、nasneのIPアドレスが「192.168.1.15」が振られているので、そのIPアドレスをコピーして、Internet Explorer、Chrome,FireFoxなど、ブラウザを立ち上げ、そのIPアドレスを貼り付けて読み込み。nasne Homeが表示されるはず。

以下、nasne Homeの「ファイルサーバー設定」から「ファイルサーバー名」を確認。



あったあった。うちのnasneは「nasne-xxxxxx」(xは英数字の羅列)という名前だった。これは、、、全員一緒なの?違うよね??一緒かな???まあいいや(笑)

ともあれ、nasneのファイルサーバー名が確認できたので、このサーバー名をコピーしてWindows Explorerのアドレスバー上で「\\nasne-xxxxxx」(x部分は各自確認した英数字)と入力しエンター。




nasneの共有フォルダである「share1」フォルダが無事表示され、この中に、先ほどのテストデータを移動。

さて、Twonky Beamで再生を確認しよう。とりあえずは「すべて」のビデオが表示される状態にしてみると、、、




無事、先ほど移動した以下7つのファイルが読み込まれた。

- 1280x720_6Mbps.mp4
- 1280x720_9Mbps_30p.mp4
- 1280x720_12Mbps_60p.mp4
- 1440x1080_12Mbps.mp4
- 1440x1080_12Mbps_02.mp4
- 1920x1080_12Mbps_30p.mp4
- 1920x1080_16Mbps_60i.mp4

いずれのファイルもコンテナは.mp4。H.264のハイプロファイル、LC AACオーディオ。
こりゃ、あんまり参考にならないなと、改めて実感 (笑)

ここまでやって、再生をしてみたところ、再生パフォーマンスという意味でしっかりとした検証が出来ないことが発覚。各ファイルの秒数が15秒から30秒程度しかないので、ファイルの読み込みから再生開始後はちょっとしたラグで不安定な状態になり、安定した再生になるころにファイル再生が終わってしまう。

ただ、パフォーマンスという意味での信頼性はまったく無い結果だけども、書くとすると


- 1280x720_6Mbps.mp4  (良好)
- 1280x720_9Mbps_30p.mp4 (良好)
- 1280x720_12Mbps_60p.mp4 (良好)
- 1440x1080_12Mbps.mp4 (軽度なひっかかりが発生)
- 1440x1080_12Mbps_02.mp4 (軽度なひっかかりが発生)
- 1920x1080_12Mbps_30p.mp4 (重度なひっかかりが発生)
- 1920x1080_16Mbps_60i.mp4 (重度なひっかかりが発生)

という、プロファイルの質どおりの結果となった。ただし、前述のとおり、これはコンテナ、ビットレート、収録時間など、nasneの地デジ3倍録画データと異なる点、また、HWA(ハードウェアアクセラレーション)の最適化の有無でまったく異なる結果が出る可能性が高い。

今更ながらだけど、AVCHDなどのM2TSファイルを使って試すべきだったかな、、、。ほんとはPT3とかのデータがあればいいんだけど、買う予定もないので、それは誰かがやってくれるはずということで、、、。

2012年9月29日土曜日

nasneとNexus 7 その6 (ネットワーク環境見直し編)

週末にルーターを新調して、家のネットワーク環境を再整備。

nasneで録画された地デジ放送をNexus 7で見るというシンプルな動作は初日に達成(nasneとNexus 7 その1を参照)したんだけど、Twonky Beamで再生するとけっこうな頻度でひっかかりが発生することから、新しいルーターで再度様子を見てみようということで、BuffaloのWZR-600DHPを購入。

結果だけ先に書くと、症状は改善しなかった。残念。

ワイヤレスネットワーク環境に変化はなく、有線LANはGigabitイーサに変わったところで思い当たるボトルネックは解消されたけど、Nexus 7での再生は結局引っかかりが頻発。

素人の憶測だけども、Tegra 3のHWA(ハードウェアアクセラレーション)と最適化が済んでないというのが結論な気がする。

もちろんTwonky BeamでNexus 7は非サポート機器なので、文句はいいません。日本で発売されたことを受け、たぶん(というか、Jelly Bean対応で既に実機を使って検証など始めてるだろうけど)Nexus 7(Tegra 3)はそう遠くないうちに正式サポートされる、、、と願いたい。

参考までにNexus 7でnasneの3倍録画コンテンツを再生した時の様子




見る環境によってパフォーマンスが異なるので、ローカルで上記動画を再生したときの問題箇所をちょっと説明。

3秒地点で動画/音声の引っかかり、11秒地点で再度動画/音声の引っかかり。
これはまだましな例。ひどい時は30秒毎にガガガガガガガガという引っ掛かりが発生する。

ということで、Twonky Beamに関しては今のところこれ以上何か試せることは無い気がしてきた。

さて、これで完結してはつまらないので、以下は他のデバイスやソフトで試した結果




ソフトウェア: VAIO TV with nasne (ベータ版)
ハードウェア:  Vaio Type Z (VGN-Z90PS 2008年9月発売、Win 7 32bitにアップデート) 
パフォーマンス: 良好。3倍、DR問題なく再生。ライブチューナも動作する(ただし、若干の音飛びが出る)。トリックプレイ(15秒スキップなど)はちょっと反応が悪い。
DXVA(Direct X Video Acceleration)を使用することが前提で、CPU使用率も40%前後と、システム的にも余裕があった。




ライブチューナーも番組表も問題なく表示されてる。

余談だけど、USB DAC経由での音出しは禁止されてる。ただ、アナログヘッドホンプラグからアンプにつなげて音を出すということは当然ながら出来るので、PCのスピーカー以外でも一応聞けるということで。

ソフトウェア: VAIO TV with nasne (ベータ版)
ハードウェア:  Vaio Type C (VGN-CS60B 2008年9月発売、Win 7 32bitにアップデート) 
パフォーマンス: 若干不安定なんだけど、ハードウェア的に上記Type Zとあまり大きな違いはないため、常駐アプリ切ってメモリを開放すればたぶん問題なく見れそうな気がする。

と思ったけど、このType Cは外部VGAチップを積んでなかった。CPUデコードではパフォーマンスは相当悪いので、この機種ではリサイズしたデータ以外の再生はあきらめたほうが良さそう。

ソフトウェア: スマートファミリンク
ハードウェア:  SH-01D (2011年12月発売、OSはAndroid 2.3.5) 
パフォーマンス: 録画されたコンテンツをシンプルに視聴するのは問題なし。引っかかりも特に発生しない(ただし、視聴時間が短いので、もう少しストレステストをすれば違う結果が出るかもしれない)。トリックプレイはだめな感じ。

ということで、VAIO TV with nasneは結構というか、かなり使える感じ。

あとは、VAIO以外で他のソフトを試したいところだけど、、、BlueStacksにTwonky Beam入れたりして見れるって事は出来るのかな、、、?

また試してみよう。

2012年9月27日木曜日

Nexus 7(US)で¥2,000分の Google Play の特典

最初の日本国内リリース決定が報じられたとき、Google Play 2000円分のクーポンコードが追加されるってことだったんだけど、自分には関係ないか、、、と思ってた時期もありました。

んが、どうやら日本国内のNexus 7ユーザー全員が対象のようで、先ほどNexus 7上でGoogleアカウント(Google Walletに紐付けしてあることが必須かな)の再登録でGoogleから「¥2,000分の Google Play の特典をご利用いただけます」メールが届いた。




あと、Nexus 7のマイライブラリにもGoogle Playブックスでダウンロード(購入)できる青空文庫が2冊(「こころ」と「藪の中」)、映画1本「トランスフォーマー ダークサイド・ムーン」が追加されてた。晴れてNexus 7(JP)となりましたな(笑)




ちょうど250億ダウンロード記念セールも始まったし、マルチメディア系のアプリでも物色してみよう

あ、ルーター買わなきゃ、、、(結局先週買えなかった)

2012年9月25日火曜日

Nexus 7とGoogle Playブックス

本日Nexus 7が日本発売になり、Google Playブックスが日本でも正式にオープンしたようです。



Nexus 7(今後のことを考えると「US」をつけたほうが良いかな)を購入してからGoogle Playブックスは端末上には存在するものの、アプリが隠されている状態で使用できませんでした。

Google Playブックスはアカウントと、おそらくIPアドレスに紐付けされているので、正式オープンまで見れなかったのでしょう。

ということで、早速Google PlayブックスをNexus 7(US)上で触ってみたので簡単なレビュー。




さて、まずはホームスクリーンやアプリケーションをみても、特にGoogle Playブックスは表示されておらず、ソフトウェアアップデートで表示されるのかと思いき、Jelly Bean 4.1.1は最新でした。
次はGoogle Playストアをクリックして、上記Google Playのトップページに。
デカデカとGoogle Playブックスのバナーがあるので、そちらをタッチしてみる。




Google Playブックスのアプリケーションページを見るも、特にインストールなり、更新なり、開くといったボタンがあるわけでもない。

んーーーーと悩んだ挙句、Googleアカウントの問題か?と思い、設定メニューからGoogleアカウントを確認。




自身のアカウント名をタッチ




さて、アカウント情報を見ると、以下のように同期設定項目がずらっと並んでいる。




ここで「Google Playブックス」の同期設定にチェックを入れてみた。

もうアップデートしてしまったんだけど、先ほどGoogle Playブックスのページでボタンが表示されてなかったのが「更新」と「開く」の2つボタンが表示されるようになった。

で、とりあえずテストで書籍をダウンロード(一応購入、ただし無償)



問題なく表示されました。


あまりいないかも知れないけども、Google Playブックスが表示されない、使えない、起動方法がわからないっていう場合は少しだけ役に立つかもしれないと、、、。

Nexus 7 日本での発売開始

ということで、本日発表がありましたね、Nexus 7日本発売。

https://play.google.com/store/devices/details?id=nexus_7_16gb&feature=nexus-home-page&hl=ja

これでNexus 7の使い方が広まればもっと楽しくなりそう。

あれ?

https://play.google.com/store/devices/details/Nexus_7_%E5%B0%82%E7%94%A8%E3%82%AB%E3%83%90%E3%83%BC_%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%BC?id=nexus_7_cover&feature=accessories#?t=W251bGwsMSwyLDExMSwiZGV2aWNlLW5leHVzXzdfY292ZXIiXQ..

専用カバーもついてるのか!!それはうらやましいな、、、。

==========追記==========
カバーはオプション品でした
==========追記==========

さて、Nexus 7発売も決まったことで、日本で購入するユーザーが増えるにあたり、ちょっと個人的に思うところを書いておきますね。

このNexus 7の「価格」を疑問視してください。

いろんな意見はあるでしょうが、日本で最も触れられているタブレットはiPadだと思います(世界的に見てもそうでしょうが、、、。)

みなさん!iPadの製品「クオリティ」をNexus 7に求めてはいけませんよ!(笑)

Nexus 7画面内の「パフォーマンス」は優れているのですが、外装を含めた「クオリティ」という部分では到底iPadに及びません。

液晶画面と本体がパカパカ浮いたり、持つ時に本体がきしむ音がしたりと、そんなことはApple製品ではありえないと思いますが、Nexus 7ではありえます。というか、僕の本体がそうです(笑)
これはもう構造的に「そりゃそうなるだろ」っていう風な考察があります。分解映像等を見ると「確かにな、、、」と思いました。

僕はApple信者ではないですが、パフォーマンスはもちろん、本体、外装を含めた製品(というか、陳列までを考える商品としての)完成度は今のところ追随出来てるメーカーは無いと思ってます。

これから購入する人はNexus 7が19,800円の「クオリティ」であることを理解した上で、19,800円でこんな「パフォーマンス」をたたき出すのか!という感じ方をしてほしいなぁと切に願います。

2012年9月14日金曜日

iPhone 5 予約完了

近所のソフトバンクで予約完了。

納得いかないことが多々ありました。

一番大きいのは、iPhone 4、またはiPhone 4Sの下取りプログラムが一切説明されなかったこと。

今使っているiPhone 4が来年の早い時期に2年の契約満了となる為、基本的に機種変更をと思い予約しに行ったんだけど、キャンペーンの類は一切無いと最初に説明されて、もういいやと新規契約で予約した。

と、その契約の最終局面で店員さんの持ってたiPadにこんな画面が出てきたと。


店員さんに「これキャンペーンって書いてますけど?」といったところ、「この情報はまだお出しできないもので、間違っている可能性もある為案内できませんでした」とのこと。

明らかに初見だった模様(笑)

で、予約完了して、家に帰ってネットを見たら「下取りプログラム」のニュースリリースがどーんと。

まぁ、でもこれは店員さんは責めません。Appleの発表から予約/発売までのスケジュールが本当に無理があると、いつも思いますね。4Sの時も、4の時もいろいろありましたもんね。

お金の絡む内容ですから、実際のお客とやり取りをする店員さんに情報を行き届かせるのに、もう少し徹底してもらいたいなぁと思った次第。

この辺り、乗り換えキャンペーンに関して「やりましょう」とツイートするよりかは、「もうやってますよ、周知徹底を心がけますよ」という方がよっぽど心強いと思うなぁ。

ともあれ、このキャンペーンは説明されなかったこと、担当の方にも確認してもらったので、21日の発売までに再度契約内容を変更して、多分4からの乗り換えになりそうな感じ。

一応、拝見したiPad画面のテキスト起こしをしておこう。検索で引っかかるかもだし。

==============ココカラ==============

iPhone下取りキャンペーン
=============================
下取りキャンペーン
キャンペーン期間:2012年11月30日まで
=============================
iPhone4S・5へ機種変更すると
ご利用中のiPhone4・4Sを

下取り値引き

iPhone4S: 12,000円(毎月の請求より1,000円/12ヶ月割引)
iPhone4: 8,000円 (毎月の請求より1,000円/8ヶ月割引)

※水濡れや液晶割れ・電源不良等大きな破損がある場合は下取りできません
※ソフトバンクのiPhone4・4Sをご利用の方限定
※税込み価格となります。

業務手数料:500円(予定)

==============ココマデ==============

2012年9月13日木曜日

WiiU

WiiUの発売日と価格が発表されましたね。


プレミアムセットとベーシックセットという上位、下位ラインアップを用意。

詳しくは任天堂のニュースリリースをチェック。

ゲーム機という枠組みをもう少しだけ超えて欲しいなと常々願う。

WiiでHuluとかの対応も始まってるから、その枠組み越えは以前よりしてるかな。

2012年9月12日水曜日

nasneとNexus 7 その5

nasneの映像をNesus 7でスムースに再生するためにいろいろチェック。
今回はホームネットワーク環境の見直しを視野に入れながら調査開始。



有線と無線の主要接続機器がこういう構成。

で、まず最初にチェックを入れるのはWZR2-300Nの設定。


基本的なところで、無線の規格、速度がハイビジョン映像のやりとりに十分な仕様かという確認から。

このWZR2-300Nは2007年発売当初はIEEE 802.11nがまだドラフト段階で、2年後の2009年8月に正式に対応したという製品。ファームは公開されている最新のものを適用して、11n正式対応版にしている。

無線LANの「倍速モード」で理論値300Mbpsを実現!とか言ってるけども、結局LAN子機での対応が必須なので、ここは11n標準の理論値144Mbpsで動けばとりあえずはよしとしよう(いちおうオプションはONにしてる)。

一点気になったのが、WZR2-300Nの設定画面で「無線(802.11g)」となっているところ。
11gの公称速度が54Mbpsなので、11nとしてちゃんと動作してなくて、ここがボトルネックになってるのか?と思ってググってみた。

価格.comのクチコミに同様の質問(別のルーターだけど)があって、この表記はあくまで2.4Ghz帯を使用しているということを示しているだけということで、ここにも問題点は特に無い模様。しかし、2.4Ghzや5Ghz使ってるなんてこと言われても素人にはわかるわけがないよね、、、。

まぁ、PCやNexus 7からネットワークの接続速度見てみたら、144Mbpsやら72Mbpsという表示が出てたので、11gの公称速度を超えているという理由から、11gで無いことはほぼ確定という理解で進めます。

あとチェックすべきは、WZR2-300Nの有線LANが100Base-TXということ。しかし、ビットレートが10Mbps以下のAVCファイル再生なので、そんなに大きな問題じゃないとは思うんだけど、接続している有線+無線機器数、また、その機器の帯域使用状況や占有率を考慮したほうが正しいチェックが出来そうだなぁ。これはまた週末にでもやってみよう。

ちなみに、ルーターにカマしているスイッチングHUBはギガビットイーサ対応なので、そこは問題ないはず。

というか、もうルーター買い換えたほうが早いな(笑)既に5年以上経ってるし。

このWZR2-300N、11gで使用しても、11nで使用しても特定の部屋だと電波の掴みが非常に悪い。至近距離で使用するには問題なし。

あと、機種によってもずいぶん動作が異なってて、Vaioは問題ないけど、中華PCだとWi-Fiがブチブチ切れる。Nexus 7、その他Android端末も接続状況は常に悪い。ルーターからの距離なんて10mも無いし、障害物もほとんど無い。電波干渉するような機器も無いのにこの状態なので、、、今日買う。もう買う。(笑)

とりあえず今日ルーターを購入して週末にインストールしてもう一度nasneのデータをNexus 7で読んでみる。

2012年9月10日月曜日

nasneとNexus 7 その4

ネットワーク環境の見直しが先決な気もするんだけど、まずはNexus 7の動画再生パフォーマンスも自分の目で確かめておこうということで、nasneやDLNAはちょっと横に置きつつ、コピープロテクトされていないファイルを端末上に移動してローカル再生テスト。

スペック上、Nexus 7のTegra 3はFull HDのファイルもさくさく動くんだぜ!という触れ込みだったんだけど、実際のところ自分自身がローカルにファイルを移動して再生するのは今回が初めて。

そしていろいろなプロファイルのサンプルを手に入れるのはいつも小寺信良さんのElectric Zooma!。お世話になっております(笑)

AVCHDのMTSファイルはAndroidで標準サポートしていないので、今回は1920x1080、1440x1080、1280x720のMP4を手に入れるべく探すこと30秒。

ここここですぐ出てきた。ほんと助かるわぁ、、、。

Sanyo Xacti DMX-CS1Sony DSC-RX100でそれぞれ撮影されたものでした。両方H.264/AVCのHigh Profileであると、いろいろなところで書かれているので、たぶんそうだという決め付けでテスト。

早速端末上にファイルを移動、でギャラリーを確認。


Android標準プレーヤー(ギャラリーから)で再生してみたところ、映像破綻やリップシンクも無く(まぁ、風景映像なので厳密に無いかどうかといわれるとわからないんだけども)再生ファイル切り替え時に若干の引っ掛かりを見せるも、次のファイルの再生も問題なくスタート。

しかしながら、この標準プレイヤー、HWA(ハードウェアアクセラレーション)が効いているのかCPUでぶん回しているのか、いまいち判別がつかない。

「開発者向けオプション」内にある「GPU表示の更新を表示」や「CPU使用状況を表示」なんかで変化を見るも、開発者ではない自分にはよくわからずという情けない結果に。


Twonky Beamもプレビューで確認するときはプレーヤーとして動作するんだけど(Townky謹製、、、だよね、Codecは別としても?)、こちらもHWAの動作は確認できず。

で、Google PlayでナンバーワンプレイヤーであるMX動画プレーヤーProを購入。しまった、、、お金使ってしまった、、、(笑)

MX動画プレーヤーProで再生テスト開始。


再生し始めて、画面をタップするとオーバーレイ表示されるメニューの中に「H/W」というところがあるので、そこをクリックするとハードウェアかソフトウェアいずれのデコーダーを使用するかというオプションが表示される。(画面上部にH/Wと表示されているときはハードウェアデコーダーを使用しているということなんだろうけども、確認ということで。)


全ファイル問題なくH/Wデコーダーで再生完了。なるほど、さすがよく出来たプレーヤーだと感心。

試しにS/Wデコーダーで再生をテストするとやっぱりFull HDのファイルなんかは再生で引っ掛かりが発生していた。ということは、Android純正プレイヤーもTwonky BeamもちゃんとHWAが効いていたのであろうという、いまいちしっくりこないけど、ある程度自分の中では納得のいく検証結果となりました。

MX動画プレーヤーがDTCP-IPサポートしてくれたらいいのになぁ、、、。

ということで、お次はネットワーク環境の見直しか、、、。

2012年9月6日木曜日

nasneとNexus 7 その3

Nexus 7でのDRモード再生はちょっと置いといて、3倍モードで録画した映像再生をもう少しだけ掘り下げてみようかと。


キャプチャには小林克也のベストヒットUSAをチョイス(笑)

最初にNexus 7で3倍モードで録画したファイルの再生を試したときにすんなり再生したと書いたけども、ひっかかりが頻発するという現象があったので、そのあたりがどうにかならないものかということで、違う機種やファイル、アプリケーションなどを使って比較してみようと思った次第です。

映像の引っ掛かりといっても、音声と映像がずれる、いわゆるリップシンクではなく、ファイル再生全体の遅延なので、ドラマやニュースを見てる分には致命的な問題ではないんだけども、音楽PVなんかを流してると、盛り上がるところでガガガガガガガと引っ掛かりが発生して見る気も聴く気も失せてしまう。

で、ベストヒットUSAのマイケルジャクソン特集を見て思ったというのが今回のポスティングの動機という、、、。少々前フリが長すぎました。

さて、まずは「違う機種」を使った場合どうなるかをチェック。



シャープのAquos Phone Xx (106SH)を借りれたので、そいつを使って簡単な動作確認をしてみた。Aquos Phoneには「スマートファミリンク」というDTCP-IP対応のアプリがプリインストールされていて、これを使用するとLAN環境にあるAquos BDレコーダーに録画した地デジコンテンツをAquos Phoneでネットワーク経由で見れると。

動作保証外だけども、他のDLNAサーバーともつながるということなので、nasneの映像を見れるかどうか試してみました。

手順は

1. 「アプリ」セクションの"Smart Familink"を起動
2. 画面下方の「設定」をクリック
3. 「サーバー設定」をクリックし、"nasne"が表示されていればnasneをチェック
4. Smart Familinkのスタート画面へ戻り、画面下方の「もっとつながる機能をご紹介」をクリック
5. 画面中央付近の「ネットワーク上の写真/動画/音楽をAQUOS PHONEで視聴」をクリック
6. "Photo"、"Movie"、 "Music"のタブにそれぞれ保存されているファイルが表示される

という具合。

で、僕が試してみたところ、、、"Movie"部分にnasneで録画したファイルがずらっと並んでおりました。


結果から申しますと、、、再生出来ませんでした、、、。Smart Familink上で「そのファイルは再生できません」とうメッセージが出るのみ。

画面を見るとうっすらグレイアウトしたものと、そうでないものが分かれていますが、これはDRモード(グレイアウト)と3倍モード(黒文字)で表示が分かれています。分かれていてもいずれも再生出来なかったんですけどね(笑)。

で、お次はということで、Twonky Beamをインストールして再生を試みました。

サクサク行きますよー!

再生不可でした(笑)

フォルダの認識等は問題なく進むんですが、ファイル再生の段階で該当ファイルをクリックしても再生状態にはなるのですが、映像も音声もまったく出ない状態。

Nexus 7も再生開始までに10秒ほど要することもあったので、しばらく放置してみたりしましたが、やっぱりダメでした。

とまあ、そういうわけで、「違う機種で試す」は徒労に終わった感でいっぱいですね。

明日以降は引き続いてファイル自体のテストに移行します。


=============9月13日追記=============
NTT DoCoMo SH-01Dのスマートファミリンクで再生したら問題なく再生した、、、
なんでだーーーーー!いや、うれしいことなんだけど、、、、

2012年9月4日火曜日

nasneとNexus 7 その2

週末以外なかなか時間を取っていじることができないので、ちょこっとアップデート。

nasneのDRモードで録画した番組をTwonky Beamで再生を試みたところ、映像は出ず、音声だけの再生となりました。

AndroidはMPEG-2デコーダーを搭載していないので、AACオーディオだけが再生されたという状態。

Twonky Beam自体はMPEG-2TSの「Beam」に対応しているということなので、受け取ったMPEG-2 TSを他のデバイスにパススルー(という表現が正しいのかどうかわからないけど)して投影するという使い方になりそう。

MPEG-2デコーダーを入れてみたらどうなるかというところだけども、無償でどこまで出来るかを試すのが目的なので、この先は暗雲が立ち込めてる感じ、、、。

とは言え、映像クオリティ面では特に問題ない3倍モードでAndroidでの取り回しも良いという状況でMPEG-2に固執する必要も無いんだけど、最終的にnasneからBlu-rayにアーカイブする(、、、するかな?)ことなんかも視野に入れるとMPEG-2での記録も一顧の価値はあるか、、、な。

平行して、DTCP-IPに対応していないaViaでは見れるはず無いと思いながらも試してみたところ、nasne本体は認識するもそれ以降のディレクトリが一切表示されなかった。aVia自体DLNA機器の認識に少し問題がある(あくまで自分の環境で)ので、リフレッシュしたり何度か読み込みを試したけど、結局ダメだった。nasneもaViaもDLNA「認証」製品で無いので、つながらなくても問題は無いけど、このあたり、せっかくの認証制度が形骸化してる気がしてならないなぁ。まぁ、それはまた別のお話ってことで。

=========追記(2012年9月8日)=========
nasneはDLNA認証製品でしたね、、、申し訳ありませんでした

2012年9月2日日曜日

nasneとNexus 7 その1

8月30日にnasneの交換品が送られてきた。



週末に取り付けしたんだけど、なぜか地デジのアンテナレベルが異常な低下を見せ、ブロックノイズで特定のチャンネルが視聴不可状態に。BSにいたってはレベルが2とか5とか、完全に見えない状態になってしまいました。

同軸ケーブルを代えたり、分波器を代えたりといろいろやってみたけど、改善しなかったのでブースター購入を視野に入れながらGoogle検索。

すると、なぜかnasne(載ってたのはtorneだったけど)側のアンテナ入出力を逆にしたら改善したという報告が多数見つかった。「んなわけないだろぅーー」と思いつつ、試してみたところ、アンテナレベルが一気に60とかに。地デジもBSも問題なく視聴/録画が可能になりました。

納得いかないけどよしとしよう、、、。

torneをPS3にインストールし、一通り操作を試した上でいくつかの番組を試験録画。

DRモードと3倍モードの2つから選べるので、まずはAVCを使用しているであろう3倍モードで録画してみた。

torneのインターフェースから録画映像を確認してみた。見るのはもちろん問題ない。レスポンスも良好。なるほど、これが俗に言われるtorneの「サクサク」感なんだなぁと感心。

しかしながら、PS3の起動からtorneの起動というプロセスを経て再生に至るにはよほどの付加価値(Twitterを連携するライブ機能や番組表での検索など)を重要視しない限りは素直に「面倒くさい」と感じるところ。

このあたり、使用しているTVがDRモードしか再生できないので、torneでの3倍モードをPS3上で再生することを半ば強制化している。実際あんまりテレビ見ないんだけどなぁ。

さて、こういう状況になると、先般購入したNexus 7の利用価値向上を目標にいろいろ試してみようといざRECOPLA(レコプラ)をNexus 7にインストール。


はい、当然「サポート対象外デバイス」のため、動作せず。
となると、他にDTCP-IPに対応したアプリは、、、Twonky Beam
早速インストールをして動作を確認。ちなみに、Twonky Beam自体のレビューではないので、操作性とか製品コンセプトに関するコメントとかは一切無しです。
さて、結果は、、、、




あっさり接続&再生開始。うーん、なんだこのあっけなさは(笑)。

とはいえ、1440x1080のAVC(ビットレートの詳細は不明だけどDRモードの3倍録れるという謳い文句を鵜呑みにすると5~6Mbpsはあるということかな)を再生していると結構な頻度で引っかかりが発生する。このあたり、特にベンチマークを取ったりしてるわけではないので、原因がどこにあるかはまだ謎だけども、まずはワイヤレス環境をもう一度見直してから再チャレンジということにしてみよう。

トリックプレイに関してはちょっと厳しい。再生が停止したり、最初から再生されたり、Twonky Beamが強制終了したりと、かなりストレスがたまるので、いまはとりあえず再生したら再生しっぱなしという使い方が現実的かもしんない。

しかし、Nexus 7+Twonky Beamでnasneの映像がこんなに簡単に取り扱えるとは思ってなかったので、ある意味うれしい誤算です。

ちなみに、2008年9月発売のVaio Type Cに「Vaio TV with nasne」のベータ版を入れてみました。サポート対象外の機種なのでダメ元で試してみたところ、動作はするも視聴から3分ほどでエラー頻発。これはもう少し先のお楽しみということにしておこう。

==========10月3日追記==========
少々見づらい&純粋な比較では無いかもしれないけど、Sony Tablet SとNexus 7でnasneの映像再生比較を載せました
Sony Tablet SとNexus 7のnasneデータ再生パフォーマンス比較
==========10月3日追記==========