2012年9月30日日曜日

nasneとNexus 7 その7 (nasneからプロテクトされてないコンテンツのストリーミング編)

nasneとNexus 7の地デジコンテンツ検証(ってほどの事ではない)は出来ることがもう無いかなぁと昨日書いたんだけど、そういや試してないことがあったと気がつき、今日はその実験。

昨日はHWAの最適化が済んでないという憶測で個人的に完結したあと、「Twonky BeamがDTCP-IPでの符号化処理で躓いてるのかな?」と思い、プロテクトされてないストリームだとどういうパフォーマンスになるのか気になってきた。

とはいえ、地デジと同じプロファイルのTSで、かつプロテクトされてないものは手元に無い。結果は参考にならないかもしれないけど、前回Nexus 7のローカル再生パフォーマンステストで使った(nasneとNexus 7 その4参照)、Sanyo Xacti DMX-CS1とSony DSC-RX100のMP4ファイルにてテスト開始。

その前に、nasneに当該データを移動しなければ、、、と、いうことで、まずはデータ移動開始。
以下Windows 7での動作説明。

いろんな方法があるんでしょうが、とりあえずWindows Explorerからのデータ移動が楽チンなので、Windows Explorerでnasneを探す。

最初に"\\nasne"とWindows Explorerで打ち込んでも「そんなデバイス無いよ」というメッセージが出た。ということは、nasneには他の名前が割り当てられているということか、、、となり、nasneのファイルサーバー名を調べることに。

マップ(ドライブの割り当て)をしてないので、「コンピュータ」上にはnasneのドライブは見えない。「ネットワーク」をみてみると、共有設定が正しく施されていると「メディア機器」欄に「nasne」が表示される。

ただし、これはあくまでWindows Media Playerで再生をするときに読み込む機器として取り扱われるので、ダブルクリックしたとしてもWindows Media Playerが立ち上がってしまう。

この「メディア機器」欄の「nasne」を右クリックして、プロパティを表示する。




うちのネットワークでは、nasneのIPアドレスが「192.168.1.15」が振られているので、そのIPアドレスをコピーして、Internet Explorer、Chrome,FireFoxなど、ブラウザを立ち上げ、そのIPアドレスを貼り付けて読み込み。nasne Homeが表示されるはず。

以下、nasne Homeの「ファイルサーバー設定」から「ファイルサーバー名」を確認。



あったあった。うちのnasneは「nasne-xxxxxx」(xは英数字の羅列)という名前だった。これは、、、全員一緒なの?違うよね??一緒かな???まあいいや(笑)

ともあれ、nasneのファイルサーバー名が確認できたので、このサーバー名をコピーしてWindows Explorerのアドレスバー上で「\\nasne-xxxxxx」(x部分は各自確認した英数字)と入力しエンター。




nasneの共有フォルダである「share1」フォルダが無事表示され、この中に、先ほどのテストデータを移動。

さて、Twonky Beamで再生を確認しよう。とりあえずは「すべて」のビデオが表示される状態にしてみると、、、




無事、先ほど移動した以下7つのファイルが読み込まれた。

- 1280x720_6Mbps.mp4
- 1280x720_9Mbps_30p.mp4
- 1280x720_12Mbps_60p.mp4
- 1440x1080_12Mbps.mp4
- 1440x1080_12Mbps_02.mp4
- 1920x1080_12Mbps_30p.mp4
- 1920x1080_16Mbps_60i.mp4

いずれのファイルもコンテナは.mp4。H.264のハイプロファイル、LC AACオーディオ。
こりゃ、あんまり参考にならないなと、改めて実感 (笑)

ここまでやって、再生をしてみたところ、再生パフォーマンスという意味でしっかりとした検証が出来ないことが発覚。各ファイルの秒数が15秒から30秒程度しかないので、ファイルの読み込みから再生開始後はちょっとしたラグで不安定な状態になり、安定した再生になるころにファイル再生が終わってしまう。

ただ、パフォーマンスという意味での信頼性はまったく無い結果だけども、書くとすると


- 1280x720_6Mbps.mp4  (良好)
- 1280x720_9Mbps_30p.mp4 (良好)
- 1280x720_12Mbps_60p.mp4 (良好)
- 1440x1080_12Mbps.mp4 (軽度なひっかかりが発生)
- 1440x1080_12Mbps_02.mp4 (軽度なひっかかりが発生)
- 1920x1080_12Mbps_30p.mp4 (重度なひっかかりが発生)
- 1920x1080_16Mbps_60i.mp4 (重度なひっかかりが発生)

という、プロファイルの質どおりの結果となった。ただし、前述のとおり、これはコンテナ、ビットレート、収録時間など、nasneの地デジ3倍録画データと異なる点、また、HWA(ハードウェアアクセラレーション)の最適化の有無でまったく異なる結果が出る可能性が高い。

今更ながらだけど、AVCHDなどのM2TSファイルを使って試すべきだったかな、、、。ほんとはPT3とかのデータがあればいいんだけど、買う予定もないので、それは誰かがやってくれるはずということで、、、。

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